土用のうなぎ
土用とは立春、立夏、立秋、立冬の18日間を指して言うのだが、有名なのはなんと言っても夏場の土用の丑の日。
うなぎを食べる日として親しまれているが、この土用は立秋の土用。
意外と気が付かないのが真夏の最中に立秋がきてしまうのだ。

この夏場の土用になぜうなぎかといえば平賀源内が宣伝して定着したもの。
なぜ宣伝したかというと夏場にはうなぎが売れないから。

ではなぜ売れないか。
今では夏バテ予防としてうなぎを食べるなどといっているが実はうなぎがおいしいのは秋口の一番油が乗る時期なのだ。

つまり昔は夏場のうなぎは脂が少なくておいしくないから食べなかった。

今では養殖物などほんとのうなぎのおいしさも分かりにくくなりどうでもいいといえばそれまでだが、できれば一度天然物の秋口うなぎを食べてみたいものである。

ちなみにうなぎ登りという言葉があるが、あれは川や滝などを登っている様子ではなくうなぎを捕まえる時に手の中からどんどん上に逃げていく様子からつけられた言葉。

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