神のおぼしめし
敬虔な信仰心のある男がいたが、お金も持たず４０歳を過ぎてもまったく女性には持てず毎日素敵なパートナーが出来るように神様に頼み続けていた。
ある日、その男のもとに神が現れ彼女を授けようとのお告げをしていった。
その翌日グラマーで美人の女性と知り合い、そのうち結婚する事になった。
その男が感謝の祈りを捧げている途中で急に神が現れたのでお礼を述べてこういった。
「神よ！ なぜあのような素敵な女性を私に授けてくれたのですか。」
「それはお前が彼女を好きになる様にだ。」
「有難う御座います。 神よ！ ただ気になるのは彼女が非常に馬鹿な事なのですが・・・。」
神はさとす様にその男にこう言った。
「それは・・・、彼女がお前の事を好きになる為には仕方なかったんだ。」
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